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創展春季展開催中止その後のお知らせ       2020・4・30

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?季節は新緑の美しい頃となりました。が、毎日重苦しい報道に明け暮れる今日この頃です。全世界を巻き込んだ中国発の新型コロナウイルスの猛威には残念ながら有効な手の打ち様もない事態が続いています。早々と収束を声高に謳っている中国には大きな疑問と同時に怒りがこみ上げます。

4月19日から予定されていました春季展開催中止は誠に残念なことでした。我々創展の全メンバーは黙々と明日につなぐ作品の制作に取り掛かっていますが、此の状況下、9月27日東京都美術館で開催される予定の創展秋季展にも開催の不安が付きまといます。

大袈裟になりますが、我々人類は今日迄様々な改革改善を為し遂げあらゆるものを制御できると過信して来ましたが、今や、極身近にどうにも成らない事がまだまだ山ほどあることを思い知らされています。完全ではないにしても此の状況を速く収束させなければ人類の滅亡もあり得るとの思いに至りました。人類の宝である芸術文化も我々生きていてこそであります。

日頃から、創展におみ足をお運びになられている多くのお客様に感謝申し上げ、少しでもご満足を頂くように全メンバーは今日一日を大切に制作精進してまいります。

秋、紅葉の美しい上野の森で、お元気な皆様にお目に掛かれることを切望して居ります。                            

森  務

 

 第53回創展を振り返って             2019・10・15

令和元年秋、9月27日から10月5日迄、東京都美術館に於いて恒例の創展が作家108名、133点の出品作品と共に開催されました。実質9日間の来場者は3500人をはるかに超え、会場はいつも賑やかな談笑に包まれていました。然し、和やかな内にも作家間或いは評論家、創展フアンの美術愛好家の間には厳しくも暖かい寸評が行き交い、流石に芸術作品の発表の場だなと感じています。唯一つ残念なことは、今回、会員の高齢化による出品辞退者が10数名に上った事です。創展も53年の歴史と共に創立会員を含め多くのご活躍された作家がご逝去されています。ここ創展でも時代の潮流、時間の経過をひしひしと感じています。

第53回創展の審査については、お二方の美術評論家(佃・勅使河原先生)と10名の理事・選考委員による厳正公平な審査、賞決定が、10月12日、13日、14日の3日間で行われました。今年の最高賞である文部科学大臣賞は準会員の大久保青比さんの”Mr and Mr , が激論の末、審査員総員賛成で選ばれました。作品はキャンバスにごくありふれた男と女の姿が描かれていますが、頭と顔は何とも不可思議な図案化された曲線で描かれ洋服も本当の布地を丁寧に縫い合わせ、背景の花もトンボもし刺繍で表現されています、評論家の弁ですが、誠にミステリアスな作品であります。作者は東京芸大デザイン科を卒業後、し刺繍に携わるクラフト工房に所属し、同時に画家として研鑽され、現在に至っています。                     

創展賞は会員の津島兼昌氏の”クレイダーマン”、会員努力賞は会員の横溝靖靖子さんの”陰翳”、課題優秀賞は会員の座本並生絢氏の”夢の途中・楽園の夜明け”、クリテイック賞(評論家賞)は会員の砂田恭子さんの”H eart Station`19 ”、アートギャラリー月桂樹賞は準会員の町田政江さんの”新緑水音”と一般出品者の開高悦子さんの”花 蓮に魅せられて” 、日月賞は会員の川口武男氏の”静寂”、ホルベイン賞は会員の赤川司氏の”和の礎”協会賞は会員の原田耿太郎氏の”森の家族”新人賞は一般出品者の貞嶋生子さんの”いにしえのみち”奨励賞は会員の成田亮氏の”創造の刻”、準会員の高久省三氏の”ふあッ ふわッ”会友の久保光子さんの”闘魂”、会友の吉田迪子さんの”気高く”一般出品者の上杉正志氏の”情景”一般出品者の太西千明さんの”宴”、一般出品者の谷口眞理子さんの”ギャラリーステップ”、一般出品者の塚原ちさとさんの”ここなら見つからない”と何れも心を打つ秀作揃いです。

第53回展の課題は「家族」でした。課題、自由課題の選択は自由であり、作家が、何物にも、既成の権威にとらわれず自由闊達に己の芸術活動に邁進する事が創展の理念であり、同時に多様性の存在を寛容に受け入れ、作家が作品の発表を機に、互いに切磋琢磨して芸術活動を推し進める姿こそが創展の発展の原動力と確信して居ります。これから、創展も日本画、洋画、版画、ミクストメデイア、工芸プラスアルファーと幅広い造形の世界に目を向け、芸術を志す多くのお仲間の集う場所にしたいと思います。50回記念展から紙絵のお仲間が参加され、52回展からはシャドーボックスのお仲間が参加されています。

紙絵、シャドーボックス共に作家の芸術作品制作への崇高な意志、たゆまざる研鑽を垣間見るたびに、創展の一員として将来大きく飛躍される事を期待しています。会期を終わり、有り難く感じたことは多くのご来場者が楽しんで創展を鑑賞して頂いたことです!昨今、公募展の運営が厳しい傾向にありますが、我々作家の芸術活動を一番身近に応援して下さる多数の美術愛好家・鑑賞者の皆様あっての創展であります。さて、もう54回展へのラッパは吹かれました!来年も創展に集うメンバーの生き生きとした作品をご期待ください!

                          創展会長 森  務

         

  

 

 


                       

 

文部科学大臣賞 ミクストメディア

■作品名 :

 Mr.and Mrs.

大久保青比

 

         会場風景

         表彰式

 

 


 
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